今週の海のメッセージ 5月23日 

 今年は、ゴールデンウィークが明けた頃から始まった「梅雨の走り」状態から、そのまま梅雨に突入しそうだ。 春がなかった感じだね。
 冬が終わってコチョコチョっと間を置いてすぐに夏に向かう感じ・・・。そういや去年の秋も、ずーっと夏の名残のように暑いなあと思いきや12月に入って急にトンデモ系の寒さの毎日に突入したということがあったよなあ。
 あれ以来、ちょいとおかしいね。

 梅雨か・・・。
 ぼくは春夏秋冬みんなそれぞれ好きなんだけれど、あえて言うと梅雨の時期が一番好きだ。 山々の新緑がしっとりと潤って空気全体にセクシーな艶があるから。雨にけぶる山々をシーカヤックで海上から眺めるのは幻想的魅力があるし、梅雨の晴れ間のキラキラ輝く海面と潮風には一等ヒーリング効果があるように感じる。
 ムワーっとした南よりの風が、
 黒潮の香りと、 しっとり潤った植物の香りを運んでくる。
 
 逆に都会にいるとただムワーっとするだけで、
 梅雨ほどうざいものはないけれど、
 それは多分、
 海と山の深呼吸する独特の甘美なエッセンスが欠落しているからだろう。
 本来、梅雨ほど官能的な季節はない。

 雨降りのシーカヤックツアーについてよく聞かれますが、どんどん発達していく低気圧と違って停滞気味の梅雨前線の場合、穏やかな凪になることが多いのでむしろ初心者にもお勧めです。それを俗に「雨凪」と言いいますが、ピターっとした雨凪の海面はひときわシルキーな触感を帯びていて、独特な美しさがあります。
 
 で、梅雨の海に関しては去年書いた文章ですが、
 http://homepage3.nifty.com/creole/tuyu.htm
 よろしければ読んでね。

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お知らせ・トピックス

 1:アイランドストリームOSAKA発足。活動展開の第一陣として、泉南箱作ぴちぴちビーチでの「お手軽シーカヤック体験」コースをスタートいたしました。通常の和歌山湯浅湾でのツアーを、さらにもっとお手軽な気分で、まるで海水浴がてらとか、軽く休日に海を眺めにゆくついでの感覚で、シーカヤック体験を味わっていただけます。

 
2:スクール欄、さらに充実してリニューアル。
  
水温も上がり、スクールにも最適な時期に入ってきました。シーカヤックを新しい日本文化の一スタイルとして根付かせるには、シーカヤッカーを育てることも大事ですので、ツアーと並行してスクールもことさらに力を入れていきたいと考えています。

 3:6月末までホタル見物OK。
  シーカヤックツアー後もしくはツアー前日、当方のベースである致楽亭の宿泊施設に泊まっていただいた方には、ホタルの名所まで車でお連れするサービスを楽しんでいただけます。

  

 環太平洋シーカヤッククラブ発足、会員募集中
 
様々な特典があります。
 詳しくはこちら。


写真:雨と晴れのコラボレーション。こういうときはよく虹ができるので好きだ。