今週の海のメッセージ(1月9日)
 少々おそくなりましたが、あけましておめでとうございます。
 ブログの方をはじめてから、少々こちらがおろそかになっておりました。

 今年はどんな年になるか。
 戦後日本は一生懸命近代化と物質的豊かさを追い求め、高度成長期〜バブル〜バブル崩壊〜失われた10年・・・、といった流れを辿ってきました。そして今度は文化的、精神的な豊かさを追い求めて歩んでゆくべき時代に切り替わったわけですが、これからそのゆるゆるとした流れが徐々に勢いを増し始め、日本はカルチャ&アートの俄然面白い国になってくると思います。「どこにそんな兆候があるねん」って感じかもしれませんが、まあ間違いなく確実にそうなっていきます。今年2006年はその元年といったところでしょうか。

 で、日本文化というのは歴史的に、自然をどう捉えるかが常にキーを握ってきました。
 シーカヤックやトレッキングは、ひとつの核のような存在になってゆくでしょう。
 ぜひ始めてみてはいかがでしょうか?
 
 さて、年末から気候の変化がなんだか奇妙で、12月より1月に入ってからの方が暖かくなった趣ですが、引き続き冬のシーカヤッキングの魅力とその注意点を書いた文章をリンクしておきます。これからはウェアに対する考え方がよりシビアになりますが、基本的にはこれとそう変わることがありませんので、ご参考までに。

 さて、お知らせです。ブログにも書きましたがこちらにも改めて記しておきます。
 
1:シーカヤックマラソン開催

日時●1月14日(土)

場所●泉南箱作ぴちぴちビーチ

種目●5キロと10キロの2種目で、それぞれタイムを競う

集合時間●午前八時半(競技は午前9時半からスタート)

参加費●無料(駐車場\600、保険代\500別途必要)

参加資格●誰でもOKだが時期が時期なので、経験者が望ましい。また艇はレンタルできるが、ウェアなどは持参ください。(もし参加されるならば当日2日前までにアイランドストリームあてに電話かメールいただければ幸いです。電話0737−63−3221 メールsunnyrain@nifty.com)

主催●せんなん里海公園協会が主宰する「海に吼える」と題するイベントプログラムの一部として、潮騒クラブおよび浪速レンジャーズというアマチュアクラブが主催するカヤックマラソン。

 ということですが、レースの後などに浜に並べた艇に体験試乗してもらっても結構ですし(無料)、またほかに色んな催しものがあるようなので、もしお暇ならばプラっと休日の気晴らしがてらにでも、ぜひのぞきにきてください。

 なおぼくもレースの手伝いに参加しています。もしプラッとこられた方でシーカヤックに乗ってみたい方は、周りのスタッフに「アイランドストリームの平田さんいますか」と呼んでいただいて、「このブログみました」とお伝えいただければ、漕ぎ方などをレクチャーさせていただきますので(もちろんこの日は無料)、遠慮なく気軽にお声がけくださいませ。

 シーカヤックに興味があるけれど、まずちょっとどんなものか軽く見てみたい、試してみたいという方にとって、ちょうどよい機会ではないでしょうか? その他、ご質問等ございましたら上記の私の連絡先にお問い合わせくださいませ。



 
2、スクール欄ショップ欄、リニューアルしました
 実は冬は、シーカヤックをはじめるのに、また、きちんとスクールを受けるのにぴったりの季節です。
 理由を挙げると
 
:ガイド、インストラクターは夏場ツアーで忙しくて時間の融通が利かないが、冬季は時間に余裕があり、個別に応じてかなり細かな部分までサービス・ケアすることができる。
 
:ツアーと違いスクールの場合、海水浴場近辺でできるので、冬場のハンディもあまりなく、次の春のため今のうちに退屈な反復練習をしておこうという気になれる。
 
:海に行く機会が減る分、本を読んだりしてのイメージトレーニングが増えるが、これが結構大事。シーカヤックは客観的な判断力がより重要となるからである。

 というわけですが、ビギナーの頃を思い出すとぼくもぼくの周囲の人もなぜかみんな、「ああー、シーカヤックをはじめてみたい〜」と思いたったのは冬だったという人が多い。なぜだかわからないが、なんか理由があるのだろう。ハートにグっとるような理由が・・・。

 また現在、当店でシーカヤック艇を注文された方は、スクール料金2回分無料サービス(自分で練習する際のコツもお教えいたしますのでかなりお得)を行っています。その他フィールド情報などソフト面のアフターケアも充実。

 
冬季限定サービスの「ハーフデイライトツーリング&しし鍋」コース好評開催中(ワンデイでもOK)。有田周辺の天然林でのみ採れた野生のイノシシ肉使用のしし鍋(ぼたん鍋)は絶品です。ちなみにぼくも食べてみたところ、硬い&くさいと先入観を持っていたしし肉ですが、名人の猟師が見事にさばいた上質部肉のみ使用ということだけあって、むしろその正反対、とても柔らかくしかもほのかに甘やかな香りがして、素晴らしい味でした。食べたあと体の芯からポカポカしてスタミナがつくので、「これはシーカヤック後に最高だな」と思い、コースに取り入れることにした次第です。野菜もふんだんにお入れしております。みなさん、是非この絶品をご堪能くださいませ。
 ●料金は\10000(半日シーカヤックツーリングの後、しし鍋)です。
 (ワンデイの場合¥15000)

  090-9168-0363 あるいは 0737-63-3221 sunnyrain@nifty.com

 今週の海の言葉
「世界が終わっても気にすんなオレの店は開いている」
       by 三代目魚武浜田成夫


しし鍋用の厚切りしし肉です。めったに手に入らない野生の上質肉使用!