今年はジェット気流の蛇行の影響で大陸からの寒気が流れ込みやすくなっていたので、春の訪れが遅く桜の開花も遅れていたのですが、ここんところようやく中国南東部あたりからやってくる移動性高気圧が列島を覆いはじめ、初夏のような日差しの日々が続いています。南風が趨勢となったこの季節特有の気象とシーカヤッキングの関係について、「アイランドカフェ」のエッセイ欄に今一度アップしておきましたので、よろしければチェックを（ここをクリック）。当ツアーではガイドが気を配っているので、お客様は特に知らなくてもすむことですが、この連休あたりに単独で海に出ようとする初心者の方などにとって、参考になるかと思います。

　さて、いよいよ、ゴールデンウィークが迫ってきました。
　巷では10連休とか言っています。
　すごいですね。

　しかしこれだけ狭い国土に1億3000万人もの人々がひしめく日本。
　皆が皆、同じ時期に休暇を取り、いっせいにお出かけなんぞすれば、どこもかしこも人で溢れかえってしまいます。
　毎年のことですが、人ごみにほとほとうんざりし余計疲れてしまい「結局家でテレビ見て屁こいて寝転がってるのが一番のリフレッシュや」となるのが、ひとつの相場でもあります。

　ならば・・・・・、
　シーカヤックで海に出ればええんです
　
　日本は「陸」という観点から見ればいかんせんみみっちく狭いですが、
　「海」という観点から見ると広いです。
　海の上にはほとんど人がいないです
　そして、スケールも雄大です。

　海岸線の総延長距離は3万5262キロあり、地球一周分に相当します。
　島とカウントされるものは、有人無人を含めて、6852個もあります。
　一千平方キロあたりの海岸線の長さはデンマークに次いで世界第二位です。
　加えて、日本の自然風土の基調をなす暖流「黒潮」は、アマゾン川の500倍の流量を誇る、世界最大級の海流です。

　そんな場所のエッセンスをダイレクトに体感するのがシーカヤッキングの醍醐味です。
　ダルがってないで、ひとつ海に出てみましょう。
　日々の沈滞したハートをキックスタートさせるような体験ができるかもしれません。


カヤックサーフィンしてるときに撮った写真
●注：ツアーではこんな波のところは漕がないのでご安心を

今週の海の言葉
　「このオレの身体も、この自然界の海も天も地も、ある同じデザイナー、メーカーによって造られているので、ぴったりとリズムが合うのだということが分かった。オレは社会の中で持っていた人間的な価値観、例えば肩書きだ、名誉だ、プライドだうんぬんといった外側の形を一生懸命追求してきたが、内面のハートの部分はそのリズムには合わない。逆に渇いてしまう。でも自然界は違う。疲れきったビジネスマンや若者たちがエネルギーを得るところといったら、必ず自然界だ。故郷に帰ると、そこには自分が遊んだ山や海がある。自然の野の花とその香り、不思議なことだが、人間はそこで自然の癒しを体験する。都会でひしめきあって金だ、地位だうんぬんと言って一生懸命生きてきた人たちが、自然界に入ると我に返るのである」
　by アーサー・ホーランド（不良牧師）

●お知らせ・１
　今シーズンのツアーから、お一人様からの参加でもOKとさせていただくことになりました。
　昨年は諸事情により、お一人様のご参加の際には「マンツーマンツーリング」コースで別料金を設定いたしておりましたが、今期は、通常のワンデイツーリングコースと同料金といたします。また、お問い合わせの中で、「全く初めてで何も分からないけれど、シーカヤッキングの醍醐味を満喫したい」というお声をしばし頂戴しておりましたので、そのご要望に応え、タンデム艇でのマンツーマンツーリングコースも他のコースと同額とさせていただきます。この場合、お客様に前部座席に乗っていただき、ガイドがほとんど操船いたしますので、普段行けないようなダイナミックなスポットまで安全にお連れさせていただくことができます。
　よろしくお願いいたします。

　●お知らせ・２
　置き場所がなかったり、使わなくなった中古艇（タンデム艇歓迎）を譲っていただける方、情報等ございましたら連絡いただければ幸いです。

　●お知らせ・３
　バンドメンバー募集。当方、ギターとベースを弾きます。ボーカル、ギター、パーカッションのアコースティックな編成でライブ等、活動してゆきます。まずは気軽に海辺でセッションしましょう。

　●お知らせ・４
　ガイドベース「致楽亭」そばに新事務所を構えることとなりました。
　住所は以下の通りです。
　〒643-0005 　和歌山県有田郡湯浅町栖原878
　シーカヤックガイドサービス「アイランドストリーム」
　☆書籍、CD、アナログレコードなどが揃っております。ツアーご参加者以外でも、是非お気軽にお茶でも飲みにきてください。
　

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